日本、東京都 – 2021年6月2日 ‐再生可能エネルギー分野に特化したアドバイザリーファームであるThe Renewables Consulting Group(RCG)は、再生可能エネルギー分野のベテランである坂内真人を当社の東京オフィスのディレクターに任命しました。
坂内氏は、洋上風力、陸上風力、及び太陽光発電など、幅広い技術分野で25年以上にわたる実績を有しています。
坂内氏の就任は、日本の洋上風力発電市場の急成長が期待される時期と重なります。日本の経済産業省は、2030年までに1,000万kW、2040年までに4,500万kWという日本の中間目標を支援するために、正式な公募を発表する予定です。
昨年、日本では洋上風力発電の新たな固定価格買取制度が導入されたことにより、今後10年間に複数のサイトで大規模な洋上風力発電の開発が実施されることが期待されています。
このニュースについて、RCGのアジア太平洋(APAC)地域担当マネージング・ディレクターのガレス・ルイスは次のように述べています。
「日本の洋上風力発電市場は、開発に適した場所として認識されている県が増えてきており、今後も開発が期待されています。地域の電力会社や商社、新たなIPPや海外のデベロッパーは、数ギガワット級の洋上風力発電所を開発するための海底コンセッションとその後の権利を確保するために、今後のオークションに向けて準備を進めています。そのため、専門家によるサービス必要性が高まっています。坂内氏は、オペレーション、EPC、アカウントマネジメント、プロジェクトマネジメントの分野で豊富な経験を持ち、英国洋上風力発電市場や韓国及びコロンビアの電力市場での経験もあります。坂内氏がRCGに加わったことで、日本の洋上風力発電プロジェクトの多くにアドバイザリーサービスを提供している弊社が、日本の自然エネルギー市場に与える影響がさらに加速することを期待しています」
RCGに入社する前は、Sonnedix JapanでいくつかのソーラープロジェクトのEPCとオペレーション&メンテナンス統括し、クレーム対応なども担当されていました。Sonnedix以前は、丸紅グループの丸紅パワー&インフラシステムズ(旧:丸紅パワーシステムズ株式会社)でジェネラルマネージャーを務め、ヨーロッパやアジアで行われた複数の洋上・陸上風力発電プロジェクトの設計・調達・建設契約の履行を管理していました。
RCGの継続的な成長に伴い、今後はより一層、経験豊富なRCG日本チーム及び海外拠点におけるエキスパートの連携を活し、アジア太平洋地域のあらゆる再生可能エネルギーの案件に対して、価値の高いマーケットインテリジェンス、経営コンサルティング、技術アドバイザリーサービスを提供することが可能になりました。